内科

ウイルスの感染によって発熱、咳、喉の痛み、くしゃみ、鼻水などの症状が現れる病気です。
通常は1週間もすれば自然に治りますが、それ以上続く場合には、気管支炎や肺炎へ進行している恐れがありますので、早めにクリニックを受診していただければと思います。

インフルエンザウイルスに感染することで起こる感染症で、1～4日程度の潜伏期間を経た後、高熱や筋肉痛、関節痛などの症状が現れます。
若い方など、免疫力がしっかり機能している方であれば通常1週間程度で治まりますが、ご高齢の方や心肺機能に問題があるなど、免疫力が低下している方は重症化するリスクが高いとされています。感染を防ぐためにも、感染しても重症化を防ぐためにも、予防接種を受けられることをおすすめしております。

骨密度の低下により、ちょっとした転倒でも骨折しやすくなる病気で、閉経後の女性に多くみられます。背中や腕の付け根、手首、足の付け根などの骨が骨折リスクの高い部位で、特に足の付け根（大腿骨）の骨折は寝たきり・要介護状態に繋がる恐れがあります。40歳を過ぎた頃から定期的に検査を受け、早期発見・早期治療が重要になります。

慢性的に血圧が高い状態を高血圧と言います。自覚症状がなく高血圧状態が続くと血管に負担がかかり、動脈硬化を進行させ、脳卒中や心筋梗塞を招く恐れがあります。健康診断などで「血圧が高い」と指摘された方は、そのままにせずに早めに治療を開始することをおすすめします。

インスリンが正常に機能しなくなったり、まったく分泌されなくなったりして、血液中のブドウ糖の値が慢性的に高くなる病気を糖尿病と言います。初期にはあまり自覚症状は現れませんが、進行すると神経障害や網膜症、腎症などの合併症を引き起こします。この3大合併症が進行しないよう、血糖値を適切にコントロールすることが重要です。